日誌

スクールライフ

園芸科だより ~果樹7月~

 7月に入って梅雨模様の毎日が続いていますが、雨の合間をぬって果樹園での実習を行っています。降り続く雨に、例年以上に果樹園内の表土や果樹園に通じる道路も凸凹になってしまいました。実習の時間に砂利を運んで、道路の補修をしました。

 雨の日には、校内のビニールハウスの中での実習となります。今回は3年生専攻生が、オリーブ苗の鉢上げを行いました。

 不順な天候が続いていますが、果樹園のナシは着実に肥大しています。品種によって果実の大きさに差はありますが、果径(幅)7~8cm、果高(高さ)5~6cm前後に肥大しています。秋にはおいしいナシが収穫できるよう、栽培管理をしていきます。

道路の補修 1年園芸科道路の補修 1年園芸科オリーブの鉢上げ 園芸科2年果樹専攻生ナシ栽培状況 果樹園ナシ栽培状況 果樹園

元気な動物たちです!!

生徒が愛情込めて世話をしているので、動物たちはとても元気です。ヤギもヒツジも食欲旺盛で、特にヒツジはとっても大きくなりました。夏休みも生徒たちが世話をしています。これからが楽しみです。

ニワトリが新しくなりました!!

鶏舎のニワトリの半分、450羽が新しくなりました。

本校ではふ化後120日の雛を購入し、その後約1年間タマゴを生産させます。130日目くらいからタマゴを産みますが、最初は非常に小さい、かわいいタマゴです。徐々に規格どおりのタマゴを産んでくれるようになります。これからも、磐農タマゴをよろしくお願いいたします。

夏休みも忙しい!!

夏休みに入りました!時間外実習で頑張っています。

花壇の雑草を取ったり液肥をまいたり、牛や鶏の世話で頑張っています。コロナの影響で授業日を増やしたため、夏休みも大幅に減少しました。磐城農業高校は夏休みといっても忙しく活動しています。

ソフトボール部より大会結果報告

こんにちは。磐城農業高校ソフトボール部です。

夏休みに入り、部活動もより一層力が入っています。

今年は雨が多くなかなかグラウンドも使えないことがありますが、工夫して練習に励んでいます。

7/23~7/24まで大会がありましたので報告させていただきます。

 

7/23 磐城農業高校ー会津学鳳高校  9-1 勝

7/24 磐城農業高校ー帝京安積高校  0-7 負

これが3年生最後の大会となります。

全員で最後まで全力プレイすることができました。

磐農ソフトを最後までやることができました。

選手一同、地域の方や保護者に支えられてソフトボールをやり遂げることができました。本当にありがとうございました。

 次の代が磐農ソフト部を引っ張っていきますので応援よろしくお願いします!

 

施設へポップアップカードの暑中見舞いを持参

 生活科学科3年生の「生活支援技術」の授業では、例年学校近くの特別養護老人ホームへ実習に行っています。しかし今年度は感染症の影響で実習に行けないため、1学期末に授業で作ったポップアップカードの暑中見舞いを持参しました。入所者の方々と早くお会いし、実習ができるようになってほしいと願っています。

天候不順、雹やら雨やら 自然から学ぶ農業

 6月16日の突然の雹被害、その後雨続きです。梨の被害は甚大です。雨でぬかるんだ果樹園内を2年生活科学科の生徒諸君が砂を入れて整備していました。北農場の畑も雨で田んぼのよう。いろいろな作物が天候不順の被害を受けています。自然とともにある農業の難しさを学んでいます。

ヒツジがやってきた!!

7月3日(金)に待ちに待ったヒツジがやってきました。鮫川村からのサフォーク種、三頭です。雄雌各一頭と虚勢雄一頭。繁殖と肥育を行っていく予定です。もしかしたら、毛の刈り取りなど行って羊毛を使った授業や研究もできそうです。また、楽しみが増えました。

和牛「あんこ」登録が行われました。

 6月26日(金)JA全農福島、畜産部の助川さん、古山さん、JA福島さくらの沼尾さんなどが牛の登録審査のためにご来校くださいました。今回審査を受けたのは「あんこ」(生後20ヶ月、昨年宮崎から購入)です。体型など様々な測定が行われ、平均よりも高い81.6点が付けられました。生徒たちも指導を受け、牛の善し悪しをどこで判断するのかについて、丁寧に指導していただきました。牛の飼育について深く学ぶことができ、生徒にとっては非常に有益な機会となりました。 

和牛の種付けが行われました!!

 いわき市小名浜の三橋一展獣医師にご来校いただき、とちはるとさちこの二頭に種付けを行いました。とちはるには「美国桜」の、さちこには「勝定安福」の種です。「勝定安福」は福島県が自信をもって推奨する種牛です。「美国桜」も非常に優秀な種牛です。

 順調にいけば、来年の四月に小牛が誕生する予定です。

園芸科だより~果樹6月②~ ウメ収穫後半へ 一部の果樹に雹の被害~

 ウメの収穫も「小梅」の収穫が終わり、「白加賀」や「南高」などの青梅を中心に収穫しており、そろそろ終わりです。周囲環境への配慮から、ウメは薬剤防除を行っていませんが、今年は例年より黒星病の被害果の割合が高くなってしまいました。

 また、6月16日の午後には激しい雹が降り、ウメの果実や葉に被害を受けました。果樹園ではナシの葉や果実にも、雹のあたった傷や亀裂が見られました。秋の収穫に向けて、被害が少ないことを願うばかりです。ウメの被害果プランターに積もった雹ナシの葉に雹で穴があいた

やっと開店!!第一回磐農ストア

コロナの影響で自粛していた磐農ストアをやっと開店することができました。今回は生徒・教職員のみの対象で、密や飛沫を避ける準備をしながら、実際の販売にむけての練習として行いました。

今後数回校内向けに練習を重ね、その後一般の皆様向けに販売を拡大していく予定です。どうぞご期待ください。

ヒツジ小屋が完成しました!!

磐城農業高校に新たな仲間がやってきます。6月末には到着予定ですが、なんとそれはヒツジです。新しい活動や学習が展開されることでしょう。乞うご期待!!

受け入れの準備としてヒツジ小屋を完成させました。生徒と教職員で一生懸命手作りしました。やってくるのが待ち遠しい毎日です。

和牛せり

6月10日(水)、和牛せりに参加してきました。今年度2回目でしたが、生徒の参加は今年度初めてです。手塩にかけて育て面倒を見てきた生徒たちにとって非常によい経験になったと思います。これからの実習に大いにプラスになることが期待できます。

~園芸科だより~果樹6月 ーウメの収穫始まりました!ー

 6月に入り、全員登校が始まり、園芸科1年生は総合実習がありました。クラス4班に分かれ、10人が果樹園に移動しての初めての実習です。

 果樹園では「小梅」が収穫の時期を迎えました。脚立と収穫かごを使って収穫開始!時々飛んでくる虫や木々の間のクモに驚いたり、高い場所での慣れない作業に少々戸惑い気味な様子でした。その後、ウメの選別を3年生果樹専攻生が行いました。

 今後、収穫したウメは学校近くのJAファーマーズマーケット”いがっぺ”に出荷したり、1袋(1kg)300円で、町内で生徒自ら販売実習を行う予定です。

ウメ(小梅)着果状況

ウメ収穫の様子①ウメ収穫の様子②

マスクをいただきました(6月1日(月))

「生徒さんのために、お役立てください」

とのとても温かいお言葉とともに、本日(令和2年6月1日(月))、いわき市植田町の株式会社結城工業様から、マスク1800枚を寄贈いただきました。

今後の新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、活用させていただきます。

 誠にありがとうございました。

 

 

~野菜だより~

 春の野菜苗販売が中止となりましたが、地域の皆様のご支援により35品種の野菜苗も完売することができました。ありがとうございました。

 やっと春の農業実習が開始できます。

~果樹園だより~5月③ ナシの摘果

 休校が続いていましたが、5月第4週より分散登校が開始され、総合実習でナシの摘果を行いました。まず、3年生果樹専攻生が予備摘果を実施し、2年生がさらに確認作業を行いました。

 実習作業も各班の人数は日頃の約半分で、休憩する場所にはアルコール消毒液を準備、マスク着用、間隔をとっての作業となりました。果樹園での実習は屋外の作業ですが、しばらく新型コロナウイルスの対策をとっての実習となります。

~果樹園だより~5月② オリーブは今・・・

  - オリーブがイノシシとオリーブアナアキゾウムシの被害に -

 平成28年度から栽培しているオリーブ(画像1枚目)。順調に育っているものは人の背丈を大きく越えるぐらいです。しかし、オリーブとウメが栽培されているエリアは柵がなく、野生動物(アライグマも出没します!)も”遊び放題”(イノシシなどはえさを求めて土を掘り返しているようなのですが・・・) 肝心のオリーブもなぎ倒され(画像2枚目)、さらには木の幹、特に株元などがオリーブアナアキゾウムシ(画像3・4枚目)に食害されてしまいました。現在、約40本ほどのオリーブを栽培していますが、この春にその半数がイノシシやオリーブアナアキゾウムシの被害を受けました。

 本校の果樹園は”厳しい”環境に立地しますが、”生命と豊穣” ”平和”などを象徴する木として、太古の時代から育てられてきたオリーブ。世界がこのような状況だからこそ!今後も対策を練りながら、粘り強く栽培を続けたいと思います。

画像1 オリーブ全景

画像2 イノシシに倒されたオリーブ

画像3 食害されたオリーブ株元

画像4 オリーブアナアキゾウムシ