イノベーションコースト構想

磐農イノベ

会議・研修 農福連携を学ぶ(生活科学科)

生活科学科では、イノベーション・コースト構想事業により「農福連携」について学んでいます。農福連携とは、支援が必要な方が農業を通じて生活の自立を図るという取り組みです。時には見学、時には講演会、時には体験学習と、様々な取り組みから学びを深めていきます。

5月17日(水)は「障害者支援の実情と課題」と題し、東日本国際大学 健康福祉学部の田中みわ子先生の講演会を開催しました。

様々な支援の形について勉強し、理解を深めることができました。次回は福島大学で、全国の様々な事例について学ぶ予定です。

 

会議・研修 ふくしまオーガニックコットンプロジェクトとは?

11月22日(水)生活科学科2年生20名が、特定非営利活動法人ザ・ピープル理事長 吉田美恵子様の御講演を聴講しました。

東日本大震災により拡大した耕作放棄地に、有機農法で在来種のコットンを栽培する活動を始めて10年。障害を持つ方だけではなく、不就労の若者や心のよりどころを失った方、様々な事情で立ち止まっている人たちが新たな一歩を踏み出すきっかけになる農業に取組んでいるそうです。「ザ・ピープルの農業は、収益を上げる農業ではなく人と人との交流を生み出す農業」そうおっしゃる吉田先生のことばは、9月に聞いた福島大学の石井先生の講演とも重なりました。

鉛筆 大学生気分を味わってみた⁈

9月27日(火) 生活科学科2年生20名が福島大学を訪れました。

これまでの授業で農福連携について学び、いわきワイナリーでその様子を見学・就労体験をしてきましたが、今回は様々な取組み例について 福島大学食農学類 石井秀樹先生に御講演いただきました。

メリットだけではない様々な課題や、まだまだ発展途上の農福連携にどのような可能性があるのか等、多くを学ぶことができました。

また、午前の部の最後には4人の学生さんにも御協力いただき、大学での学びからプライベートまで、色々なお話を伺いました。予定していた学食利用はコロナ予防のため見送られましたが、広いキャンパスを歩き、学生気分を味わいました。

石井先生、学生の皆様、今回の訪問で得たことは今後の高校生活に必ず活かしていきます。お世話になりました!

昼 いわきワイナリーへ!

9月14日(水)生活科学科20名は、農福連携の取組みを学ぶため、いわき市好間町にある「いわきワイナリー」を訪れました。

ここでは、障がいを持つ皆さんがワインづくりをとおして収入を得る活動をしています。この日は晴天に恵まれ、私たちは皆さんと一緒に梨ワインの仕込みを体験させていただきました。

活動後は、いわきワイナリーマネージャーの四家麻未様から、農福連携の素晴らしさと、障がい者の自立の難しさの両面についてお話を伺い、授業での学びを深めることができました。

最後にぶどうジュースを御馳走になって学校へ戻りました♡

お世話になった皆さま、本日は誠にありがとうございました!

大人になったら美味しいワインを買って、この活動を応援します!

会議・研修 農福連携とは?(生活科学科)

障がいを持つ方が農業に関わり、そこで得た収入によって社会生活が営めるよう支援する取組みを農福連携と呼びます。

生活科学科では、障がいの有無に関わらず、一人ひとりが社会貢献できる暮らしについて学ぶために、講演会や施設見学を行っています。

今年度の第1回目の取組みは、東日本国際大学の田中みわ子教授による講演会です。「障がい者支援の実情とその課題」と題し、いわき市内における様々な活動について、分かりやすくお話しいただきました。

東日本国際大学の学生さんによる活動もご紹介下さり、講演会に参加した2年生は、興味深く、かつ真剣に耳を傾けていました。