日誌

新ふくしまのうまいひと皿づくり推進事業

 福島県主催の「新ふくしまのうまいひと皿づくり推進事業」に本校の食品流通科 製造班が取り組んでいます。この事業は、飲食店等の2次3次産業が主体となり、農林水産業者などとともに観光資源となり得る一皿づくりを検討する組織を関係団体として連携して立ち上げるとともに、地域資源を活用した福島ならではの福島でしか食べられないレシピを開発及び普及させることを目的とした事業です。本校生は、福島県産の食材を使って10品の料理を考案します。レシピには、本校で製造している「梨酢」「梨ドレッシング」なども使用しています。

 1月25日(水)には、アドバイザーである井上静男先生(日本エスコフィエ協会 筆頭副会長)に本校にお越しいただき、調理の仕方や味についてアドバイスを頂きました。味だけでなく、見栄えやコスト面のお話など、貴重なお話をお伺いし、さらに改善を重ねました。
 
 

 2月8日(水)には、郡山にある日本調理技術専門学校にて開発レシピ試食会も実施しました。試食会には、井上先生をはじめ8名の方々に、本校生の考案したレシピを試食していただきアドバイスを頂きました。

はじめに、説明を受けました。テーブルにあるのは本校生が考案したレシピと、料理名が書かれた札を作っていただきました。

日本調理技術専門学校さんの厨房をお借りしました。

学生さんや先生方に技術を教えて頂いたり、お手伝い頂いたりととてもお世話になりました。

写真撮影用1皿と試食用8皿を盛り付けました。
慣れない作業に苦戦しながらも、なんとか完成させます。

出来上がった料理を並べて、試食会開始です。

全ての料理を試食していただきました。
料理については、調理した生徒が直接説明しました。
どんな評価をいただくのか、内心ドキドキです。

試食会後、料理1つ1つに対してコメントを頂きました。
改善が必要な料理やすぐにでもお店に出せる!と太鼓判を頂いた料理もありました。

3月にはお披露目会も予定されており、試食会終了後には、会場となる「磐梯熱海温泉ホテル華の湯」さんの厨房も見学させていただきました。

取締役総料理長の齋藤様からもレシピに対してアドバイスを頂き、お披露目会への意欲が高まりました。

今後はお披露目会に向けて、さらに研究を重ねていきたいと思います!