日誌

校長より

ご挨拶

 本校は2011年3月11日の東日本大震災及び4月11日、12日の余震により大きな被害を受けました。そのため勿来高校の校舎をお借りして授業を再開し、本校グラウンド西側の仮設校舎での授業も進めながら、2016年10月新校舎や最先端の施設設備が菊多の丘に完成しました。ここまで本校が復旧復興できましたのは福島県を始め、全国の皆様方からの物心両面にわたる多大なるご支援の賜物であります。ここに改めて現学校長として、また震災当時の農場長として感謝申し上げます。

 さて、福島県いわき地区唯一の農業高校として、『自主・勤労・責任』の校是のもと、生徒は日々授業や実習、学校行事、部活動などに積極的に取り組んでおります。中でもJGAP認証取得や福島イノベーション人材育成事業などをとおして、次代を担い明るい地域社会づくりに貢献する人材育成に本校は取り組んでいます。これからも皆様方の暖かいご支援・ご声援を頂戴しながら生徒・教職員一丸となり、新たな事業にチャレンジしてまいります。ご期待ください。

令和4年5月9日 

福島県立磐城農業高等学校長 酒井 正隆 

ご挨拶

 本校は、今年度で創立77年を迎える福島県いわき地区唯一の農業高校です。「自主・勤労・責任」の校是のもと、食品流通科、園芸科、緑地土木科、生活科学科の4学科で構成されております。東日本大震災とその後の大きな余震により校舎や実習棟などで甚大な被害を被りましたが、平成28年度には復旧工事がすべて完了し、生徒は日々授業や実習、学校行事、部活動、農業クラブ、家庭クラブなどさまざまな活動に意欲的に取り組んでいます。

 2018年には、福島県内の高校では初となるJGAP認証を受け、農業の新たなニーズに対応できる知識と技能の修得を目指した授業を展開しています。また、最先端農業技術を習得し次世代農業の担い手として地域農業に貢献できるよう「福島イノベーション・コースト構想を担い人材の育成」事業にも積極的に参画しています。

 豊かな人間性と思いやりの心をもち、心身ともに健康で有益な社会人を地域社会に送り出すべく努力して参ります。今後とも磐城農業高校に多大なるご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

               校長   五ノ井 平吉

挨拶

 本校は、県立高等学校改革基本計画の前期実施計画において、職業教育推進校として位置づけられ、農業教育の拠点として高い専門性を備えた教育による生徒の知識・技術の向上と多様な進路実現など地域産業を支える核となる人材の育成に取り組んでまいります。

 そのため、GAP認証や「福島イノベーション人材育成実践事業」を通した教育活動による農業の新たなニーズに対応できる知識と技術の習得を目指す取組の推進や、農畜産物の生産・加工・商品開発及び販売による一貫した実践的な学びを通した地域活性化に貢献できる学校づくりを推進してまいります。                        

 昨年度は、一昨年のJ-GAP認証取得の米に引き続き、トマトとホウレンソウでJ-GAPを認証取得しました。また、「福島イノベーション人材育成実践事業」も昨年度に引き続き実施し、高い専門性を備えた教育による生徒の知識と技術の向上に、各学科取り組んでまいります。さらに3年に一度の公開文化祭(磐農祭)が11月10日(日)に開催する予定ですので、ぜひ御来校ください。今後とも、皆様からの御協力と御支援をお願い申し上げます。

                    平成31年4月16日

         福島県立磐城農業高等学校長 髙橋 豊治                 

 

 

 

挨拶

 磐城農業高校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。

 今年の4月に赴任してまいりました校長の髙橋です。早いもので2学期(8月27日(月))が始まるなど、5ヶ月が経とうとしております。

 本校は、今年度から「福島イノベーション・コースト構想」を担う人材育成事業の指定を受け、地域農業に貢献する自立した人材の育成を学校の教育方針として掲げ、最先端の農業技術の習得や現代社会に求められている農業を考えられる人材の育成を目標に、各科で取り組んでいるところです。

 主な各科の取組としては、

◯食品流通科

・家畜糞尿処理技術やバイオマス発電を利用した循環型農業。

・六次化商品について、商品開発だけでなく、商品販売戦略についても考えられる人材の育成。

◯園芸科

・植物工場やバイオテクノロジーなど、先端的な園芸知識を持ち合わせた人材の育成。

・地域の農業の在り方について生産者・販売者目線で理解した人材の育成。  

◯緑地土木科 

・造園や建築についての基礎知識を持ち合わせ、ドローン等最先端技術を習得した人材の育成。  

◯生活科学科 

・「農福」「農保」連携の推進による「食」「保育」「福祉」3分野において活躍できる人材の育成です。

 今後も、本校の精神である「拓魂」のもと、新たな時代に向けて農業の魅力を伝えるとともに、自然を愛し、教養豊かで心身ともに健全な社会人の育成に努めてまいりますので、皆様からの更なる御協力と御支援をお願い申し上げます。

 平成30年8月23日      

                    福島県立磐城農業高等学校

校長  髙橋 豊治 

 

J-GAP取得しました

 今年取り組んで来ました穀物(コメ)のJ-GAPの認証を2018年3月20日に受けることができました。

 J-GAPとは農林水産省が推奨する農業生産工程管理の一つで、農産物を生産する農場・団体が、食の安全や環境保全に取り組んでいるかを示す“適切な農場管理の基準”であり、その基準を満たす農場に与えられる認証制度です。  

 ※GAP(Good Agricultural Practice)・・・農業生産活動が適切に行われているかを様々な点から管理・記録する手法

 認証を取得すれば、食の安全や環境保全に取り組む農場として消費者の方々から信頼を得ることができます。また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックではこの「GAP」認証された食材しか使用されないこともあり、近年注目を受けています。これまで、このJ-GAP取得に向け、生徒と本校職員が協力し様々な努力を続けてきました。今回の取得は、その成果の表れであり、大変嬉しく思っています。

 今後もこれを励みにしながら農業の振興と発展のために生徒共々取り組んで参ります。

 

復興のバトンパス

 本校は、東日本大震災において施設設備の約80%が使用不能となり、昨年度工事が完了し、本年度は、4月より自分の校舎やグランドで授業が開始されたところです。
 緑地土木科では、今年度造園の先端技術である室内の緑化について東京から専門業者の方を講師として学習を行っていました。
   
 自分たちで緑化計画について話し合いプレゼンしました。
 
今まで2回、講習会を実施し屋内緑化について理解した中で、その施工場所を検討いたしておりました。
 そのような中、同じく震災時の津波により校舎が使用不能となり、昨年の8月に新しくなった豊間中学校さんを知ることとなり、そのご協力により成果を発表することができました。
 3月16日(金)に指導者でもある(株)グリーバル石黒部長より
指導を受けながら豊間中の屋内緑化にあたった。
 

 

 
途中、テレビ局の取材も受けました。
以下は、完成した様子です。





みんなで記念撮影しました。

玄関ではオリーブの木で出迎えます。

J-GAP審査終了

昨日、以前より取り組んでいたJ-GAPの審査が
6時間にわたり行われました。
今回は、「コメ」を審査していただきました.。
実習日誌などの資料を準備して
担当教員並びに作物専攻生が交互に会場に入り
審査していただきました。
不適合内容が示されましたので、改善し、
J-GAPの取得に向かいたいと思います。
 

魅せます!いわき野菜 6秒CM発表会

いわき市魅せる課の主催で
いわき野菜のおいしさを伝える6秒CMができました。
これは、一般公募し本校からも応募した中で
食品流通科1年齊藤千紗さんの絵コンテが入賞し、
6秒CMが完成しました。
その表彰式が24日にいわき市文化センターで行われました。
絵コンテが映像になるとこのように表現されるのだと感心させられました。
興味のある方は、下記にアクセスしてください。
http://misemasu-iwaki.jp/
 

各種講習会そして新年を迎える準備

12月21日から1月10日まで冬期休業に入りました。
1昨日と昨日は雪の降る中、緑地土木科の生徒が中心に
小型車両系建設機械並びにチェーンソウの講習会が行われました。
いわき地区では、珍しく雪の降る寒い中、元気よく講習会を受けていました。
また、本日は御用納めですが、先日緑地土木科の生徒諸君が
玄関に門松を飾ってくれました。
竹の切り出しから設置まで行い、新年を迎える準備ができました。
 
 時々晴れ間が見える中の実技講習


  
 室内での講習と外での実技講習でした。
  
 
  
門松作りのための竹の切り出しから設置まで。ご覧ください。

野球部冬のトレーニング

野球部は、3年生引退後、選手はわずか3名となってしまいました。
3名と少ない部員ながらも来年の新入生の入部を期待して
毎日黙々と練習しております。
現在は、シーズンオフということで体力のアップに
重点を置いてトレーニングを行っています。
そのトレーニングは、全員緑地土木科ということもあり、
昨年の9月にできたグランドのバックネット裏を観客席とすべく
毎日、ブロック工事を行なっています。
まもなく、完成するところです。
重さ約60kgのブロックをきれいに並べ、来シーズンの開幕を迎えます。
本校野球部「コンストラク隊(コンストラクション:建設)」に
応援よろしくお願いします。