なんと!磐農に野菜J-GAPが…!!!
2019年2月20日 12時28分 [ah30]
平成30年から取り組んできました、野菜(トマト・ホウレンソウ)のJ-GAPが平成31年1月29日に認証されました。
J-GAPとは農林水産省が推奨する農業生産工程管理のひとつで、農産物を生産する農場・団体が、食の安全や環境保全に取り組んでいるかを示す“適切な農場管理の基準”であり、その基準を満たす農場に与えられる認証制度です。
※GAP(Good Agricultural Practice)…農業生産活動が適切に行われているかをさまざまな点方管理・記録する手法です。
そこで、今回の生徒Todayでは、このJ-GAPを取得した野菜班担当の太田信和先生に取材をしてきました。
Q1:どのような検査基準ですか?
A:書類整理や120項目のJ-GAPの管理点、適合基準をすべて満たすことです。
Q2:苦労した点は何ですか?
A:生産圃場の整理整頓や安全性を認めてもらうための現場の片付け、見直し、農薬品の管理などです。
Q3:どのような思いで取り組んできましたか?
A:はじめは不安でいっぱいだったが、取り組んでいくうちに楽しくなっていき不思議な感覚になっていった。生徒たちも放課後に残ったり休日に学校に来て活動を行うなど、J-GAPの取得に向けての思いが強く伝わってきた。
Q4:最後に、次の狙いを教えて下さい!
A:震災後、今まで生産できなかった果樹(主に梨など)を狙いたい。認証を取得すれば、食の安全や環境保全に取り組む農場として消費者の方々から信頼を得ることができます。また2020年の東京オリンピック・パラリンピックではこの「GAP」認証された食材しか使用されないこともあり、近年注目を受けています。これまで、J-GAP取得に向け、生徒と本校職員が協力しさまざまな努力を続けてきました。今回の取得は、その成果の表れであり、大変嬉しく思っています。
今後もこれを励みにしながら農業の振興と発展のために生徒共々取り組んでまいります。
2018.3.26 イネのJ-GAP取得記事 https://iwaki-ah.fcs.ed.jp/plugin/blogs/show/4/29/39#frame-29