日誌

園芸科だより~果樹8月~ 葛尾村植物工場を見学しました

 

 園芸科2学年果樹専攻生7名は、7月31日(金)に葛尾村植物工場を見学しました。

 東北大学が葛尾村の農業振興や地域復興につなげるため、マンゴーやバナナなどの熱帯果樹を(太陽光利用型)植物工場で栽培しており、県の地域復興実用化開発促進事業の一環として葛尾村で実証実験をおこなっています。

 当日は東北大学の加藤一幾(かずひさ)准教授、坪井真喜学術研究員より施設の概要や研究内容について説明していただきました。ハウス内の温度や湿度、二酸化炭素濃度、ポット内の水分量などコンピュータで自動制御され、葛尾村の植物工場内のマンゴーの生育状況が仙台市の大学内でモニターできるなどの内容に驚きの声も上がり、ICT、IoTを活用したスマート農業の研究の説明に、皆熱心に聞き入っていました。今回の見学を今後の園芸学習に生かしていきたいですね。

葛尾村復興交流館にて説明を聞く右:加藤先生植物工場全景植物工場にて説明を聞くマンゴー栽培状況