生徒Today

1. いわき市の伝統野菜講習会

投稿日時: 2019/03/11 ah30

こんにちは、流通実践班です。

 3月5日に、一年生の食品流通科生徒を対象に、「いわき市の伝統野菜」講習会を開催していただきました。

 今回はその内容と、受講した一年生へのインタビューを投稿したいと思います。

 

 はじめに、いわき市の農業についてお話がありました。いわきの野菜は、2011年3月11日に発生した、東日本大震災以降、福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の風評被害により消費者にあまり購入されなくなってしまいました。そこで、いわき市では「魅力アップ!いわき情報局魅せる課」さんが、いわきの農産物のPR活動に取り組んでいます。

 次に伝統野菜についてです。福島県の伝統野菜では「会津伝統野菜」がよく着目されますが、実はいわきにも「70種類」に及ぶ伝統野菜が存在しています!

 しかし、種が少なく、なかなか皆さんの口に届くまで流通しないのが現実なんです。

 伝統野菜は作らないと種を次の代に繋げることができずに消えて行ってしまいます。

 昔あったものを食べて次の世代に繋げなくてはなりません。

 講師の皆さんのお計らいで、伝統野菜を使った凍み餅と、ピクルス、ドレッシングをいただきました。どれも今まで味わったことのない味や食感で、実際に食べると伝統野菜をより身近なものに感じることができました。

 

【生徒Todayのインタビュー】

Q1 講習前に伝統野菜と聞いた時、何を思い浮かべましたか?

A1 古いのかな?昔からあるものなのかなと思いました。

 

Q2 講習を聞いたあとで、伝統野菜についてイメージは変わりましたか?

A2 伝統野菜自体が少ないと思っていたが、たくさんの種類があることを知りました。

 

Q3 講習を聞いて、印象に残ったことはありますか?

A3 あんこがとてもおいしかったです。

    ゴマドレがかかった野菜、ピクルス、じゅうねんのタレと砂糖醤油ののった餅のどれもがおいしくて印象に残りました。

 

Q4これからやってみたいことはありますか?

A4ユウガオや小豆(むすめきたか)を作ってみたいです。

  伝統野菜が少なくなっているので、生産者と本校が協力して伝統野菜の生産量を増やしていけるといいです。