イノベーションコースト構想

磐農イノベ

屋内緑化⑥ 「いわき震災みらい館の施工」

こんにちは。緑地土木科です。
 特殊緑化(屋内緑化)もいよいよ最後を迎えました。
講習会で学んだことを活かして、実際に自分たちで緑化を行ってみました。
 場所は、いわき市にある「いわき震災伝承みらい館」です。
 2011年3月11日にあった東日本大震災のことを後世に伝えるための施設です。

 大型の植物や小型の植物、本物に似せた植物(フェイクグリーン)を持ち込み、ブーケやフラワーリースなどをつくって計画した場所に配置しました。

 

 フェイクグリーンやフラワーリースの組み立て、玄関に飾るための寄せ植えを準備しました。
 また、個人でも屋内緑化をできるようにガジュマルを陶器鉢に植え替えました。

                                      

                       

 昼食後に現地へ行き、計画に沿って作業を進めました。
 植物の運搬や観葉植物の剪定、灌水、装飾などを行いました。

 

・トイレにフェイクグリーンとポトスを設置

    

 

・玄関前に2か所に植物を設置

 

・学習室に観葉植物を設置

 

・展示室のピアノやエレベーター周辺に観葉植物やフェイクグリーン

 を設置

     

 

 震災についての説明に加え、展示室に植物が入ったことで来館者へリラックス効果や環境調整の効果が期待できそうです。


 今回の施工で今年度の屋内緑化は終了です。講習会をとおして、生徒の多くが新たな知識や経験を積むことができました。
 御協力いただいた館内の方々、地域の方々、保護者の方々、そして、今回の施工までご指導いただいた株式会社グリーバルの石黒様
本当にありがとうございました。

会議・研修 ふくしまオーガニックコットンプロジェクトとは?

11月22日(水)生活科学科2年生20名が、特定非営利活動法人ザ・ピープル理事長 吉田美恵子様の御講演を聴講しました。

東日本大震災により拡大した耕作放棄地に、有機農法で在来種のコットンを栽培する活動を始めて10年。障害を持つ方だけではなく、不就労の若者や心のよりどころを失った方、様々な事情で立ち止まっている人たちが新たな一歩を踏み出すきっかけになる農業に取組んでいるそうです。「ザ・ピープルの農業は、収益を上げる農業ではなく人と人との交流を生み出す農業」そうおっしゃる吉田先生のことばは、9月に聞いた福島大学の石井先生の講演とも重なりました。

令和3年度特殊緑化③ 「講習会」

こんにちは、緑地土木科です。

特殊緑化もいよいよ3回目を迎えました。だんだん専門的な内容となってきており、生徒も楽しんでいる様子です。

今回は、緑化をするにあたって必要な要素について学びました。

特殊緑化には3つの要素である「入れ物・土・植物」が必要です。

入れ物の素材から土や植物の性質について改めて学習しました。

 

また、照度と言って明るさにも気を配らないといけません。

照度計というものを使って、周辺の明るさを調査してみました。

 

次回は都内で現地視察があるために事前学習も行いました。

都内の緑化の事例についてみられることをとても楽しみにしている様子でした。

お楽しみに!

令和3年度特殊緑化④ 「東京都特殊緑化現地視察」

 こんにちは。緑地土木科です。

 4回目は東京へ行き、現地視察を行いました。

午前中は銀座のショッピングモール屋上へ行き、庭園の視察を行いました。屋上では芝生を貼った場所があったり、バランスよく多くの植物が植栽されたりしていました。

 午後は、車内から皇居や国立競技場前のイチョウ並木を見ました。特に新国立競技場は壁面緑化が施されていたり、いたるところに小さな庭があったり、環境と人工的な施設を調和させたような印象でした。

今回の研修では、実際に最先端の緑化を見ることができたため、非常に良い経験となりました。生徒もとても勉強になった様子です。

 次回は、今回の経験を活かして今年度に特殊緑化を行う施設を見て計画をしていきます。

お楽しみに!

 

 

令和3年度特殊緑化② 「講習会」

7月8日に株式会社グリーバルの石黒様より特殊緑化についてご指導をいただきました。

今回は都内にある緑化の事例について詳しくお話をいただきました。

現地調査に向けて、生徒も少しずつですが知識増えてきました。

現地調査を楽しみにしています。

「ふくしまイノべんとう」完成発表会

 2月18日、いわき海星高校でイノべんとう完成発表会が行われました。磐農トマトや磐農タマゴなどをふんだんに使ったメニューのコンセプトや工夫・苦労したところ、お品書きや中身のイラストづくりなど、見事にプレゼンできました。マスコミの取材もたくさんあって緊張しましたが、立派にやり遂げてくれました。

 2月26日、27日に開催される「スマート農水産業・先端技術体感フェア」で予約販売の形で多くの方に提供されます。

園芸科 フルーツアートデザイン実技講習開催!

 「農産物の高付加価値生産に向けて」をテーマに、令和2年10月27日、11月10日、12月15日の3回にわたって、フルーツアートデザイン実技講習を実施しました。

 一般社団法人日本フルーツアートデザイナー協会代表の髙梨由美先生を講師にお迎えし、2学年園芸科の生徒を対象に、指導していただきました。

 「フルーツアートデザイン」は次の3つを目的に行われます。

1. フルーツの消費拡大

2. 果樹生産者ー販売取扱者ー消費者をつなぐ役割を果たす

3. 果樹の廃棄されてしまう葉や果皮も活用し、果実に付加価値を与え、B級品をワンランク上の商品に仕上げることによって、果実を無駄なく利用するとともに環境への負荷を軽減する

 そして、いよいよ実技講習です!

 1回目では「フルーツアートデザインとは」について講義していただき、ハローウィンをテーマに初めてのフルーツアートにふれました。

 2回目ではさらにフルーツアートデザインの基礎技術について学び、    

 3回目の12月はクリスマスをテーマに実技を行いました。

 実技講習では、髙梨先生のペティナイフから作り出される「フルーツアート」の世界に引き込まれ、参加した生徒はその作品に目を奪われていました。

10月27日 フルーツアートデザインの基礎技術11月10日 髙梨先生の作品例

フルーツアートデザイン実技指導

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月15日 実技講習

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月15日 実技講習

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリスマスをテーマに

屋内緑化⑤ Zoomで授業!その②(令和3年1月21日緑地土木科)

こんにちは。緑地土木科です。

1月21日に特殊緑化について学習しました。

今回は、前回の講習会の続きです。

 

 生徒がどこにどのような植物を置くかを計画したものを、今回は発表しました。ちなみにですが、今回の施工の場所はいわき震災伝承みらい館です。そこで生徒がどのように植物を配置したら屋内緑化を成功させることができるかを考えました。

 ある生徒はトイレにフェイクの植物をおいたり、ある生徒はショーケースの上部に植物を置けないかと試行錯誤していました。

とても楽しんで計画をしている様子でした。

 

施行の日が楽しみです。

 

 

イノべんとう第1回試食会開催!!

 2月26日、27日の先端農林水産業フェアで提供される「イノべんとう」メニューの試食会がいわき海星高校と共同で行われました。磐城農業高校産の豊富な食材を用いた素晴らしいメニューでした。

 料理研究家で福島応援シェフの松﨑博一氏も大絶賛。何回も作り直すなど長時間を掛けた努力が報われました。本番が楽しみです。

 令和3年度特殊緑化⑤ 「富岡町文化交流センター 学びの森」

 こんにちは。緑地土木科です。特殊緑化の講習も残すところわずかとなってきました。今回は富岡町にある文化交流センター「学びの森」に伺いました。今年度はこちらの施設を緑化していきます。緑化をするために、実際に照度と配置場所について調査に行ってきました。

2016年にできた施設ということもあり、非常にきれいで規模も大きな施設でした。

 4班に分かれてそれぞれの班で調査を行いました。着目する場所はそれぞれの班で異なり、ツル系の植物を用いたり、上の隙間を用いて緑化をしたりするなどの独創的な考えをしているところもありました。

 

 

次回は、講師の方と置く場所を打ち合わせを行い、実際に置く場所を考えていきたいと思います。施工は3月を予定しています。

 

 

 

生分解性プラスチックコンテスト活動しています!!!

こんにちは。緑地土木科です。

生分解性プラスチックについてイノベーションコースト構想の一環として研究を行っています。4か月間でどれだけ生分解性プラスチックを分解することができるかについて競うコンテストで、社会問題となっているマイクロプラスチックやプラスチックの処分について改めて考えることを目的としています。

本校では2チーム出場しており、地道に活動しています。

土壌改良に重きを置いて研究しているため、米ぬかを土に入れたり、ばんのう肥料(磐農で製造しているたい肥)を入れたり、土壌中に生息するミミズやダンゴムシなどの生物を大量に入れるなど様々な工夫をしてみました。また、ナデシコを今回は育てることも課題として出ているため、どのようにして栽培していくかについても考えています。

 今後の予定としては12月4日に小名浜海星高校で表彰式があるため、それに向けて準備しています。

    

生分解性プラスチックコンテストの表彰式でした☺

こんにちは!

12月4日に生分解性プラスチックコンテストの表彰式に参加してきました。

結果は以下のとおりです。

・植物部門     2位入賞

・実験ノート部門  3位入賞

・プラスチック部門 入賞なし

プラスチック部門では入賞することができませんでしたが、他の部門については入賞することができました。

また、表彰式では他校の生徒と交流する機会があり、非常に勉強にもなったと思います。

今後の勉や活動に活かしてい行きたいと思います。

 

 

令和3年度特殊緑化⑥「講習会」

こんにちは。

緑地土木科です。

12/16(木)に株式会社グリーバルの石黒氏より講習会をしていただきました。

今回は以前(特殊緑化⑤を参照)の富岡町にある町民文化交流センター『学びの森』で計画した内容を講師より指摘をいただき、改善とさらに深掘りをしていきました。

グループワークでは熱心に活動しており、施工予定日が楽しみです。

 

ドローン講習会①

こんにちは、緑地土木科です。

特殊緑化と並行して、水戸市にある一般社団法人スカイガードより富岡氏、渡辺氏を講師に招いて指導していただきました。

さまざまなタイプのドローンを見せていただき、実際に操縦も体験しました。

今回は20名の参加だったため、2グループに分けて講習を受けました。

非常に楽しく、新しい技術に触れられておりとても充実した学びとなりました。

会議・研修 農福連携とは?(生活科学科)

障がいを持つ方が農業に関わり、そこで得た収入によって社会生活が営めるよう支援する取組みを農福連携と呼びます。

生活科学科では、障がいの有無に関わらず、一人ひとりが社会貢献できる暮らしについて学ぶために、講演会や施設見学を行っています。

今年度の第1回目の取組みは、東日本国際大学の田中みわ子教授による講演会です。「障がい者支援の実情とその課題」と題し、いわき市内における様々な活動について、分かりやすくお話しいただきました。

東日本国際大学の学生さんによる活動もご紹介下さり、講演会に参加した2年生は、興味深く、かつ真剣に耳を傾けていました。

昼 いわきワイナリーへ!

9月14日(水)生活科学科20名は、農福連携の取組みを学ぶため、いわき市好間町にある「いわきワイナリー」を訪れました。

ここでは、障がいを持つ皆さんがワインづくりをとおして収入を得る活動をしています。この日は晴天に恵まれ、私たちは皆さんと一緒に梨ワインの仕込みを体験させていただきました。

活動後は、いわきワイナリーマネージャーの四家麻未様から、農福連携の素晴らしさと、障がい者の自立の難しさの両面についてお話を伺い、授業での学びを深めることができました。

最後にぶどうジュースを御馳走になって学校へ戻りました♡

お世話になった皆さま、本日は誠にありがとうございました!

大人になったら美味しいワインを買って、この活動を応援します!

鉛筆 大学生気分を味わってみた⁈

9月27日(火) 生活科学科2年生20名が福島大学を訪れました。

これまでの授業で農福連携について学び、いわきワイナリーでその様子を見学・就労体験をしてきましたが、今回は様々な取組み例について 福島大学食農学類 石井秀樹先生に御講演いただきました。

メリットだけではない様々な課題や、まだまだ発展途上の農福連携にどのような可能性があるのか等、多くを学ぶことができました。

また、午前の部の最後には4人の学生さんにも御協力いただき、大学での学びからプライベートまで、色々なお話を伺いました。予定していた学食利用はコロナ予防のため見送られましたが、広いキャンパスを歩き、学生気分を味わいました。

石井先生、学生の皆様、今回の訪問で得たことは今後の高校生活に必ず活かしていきます。お世話になりました!